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照りと呼ばれる艶のある山吹色で、穏やかだが複層的な熟成香。高めの温度で燗をつけることで、旨みとキレ、そして香りが調和して、さらに魅力が高まる燗好適酒です。

辨天娘 純米 強力 R2BY

ヴィンテージ(醸造)   2020
熟成年数   5年
  • 2010年代以降
  • 5000円未満
  • 5年以上~10年未満(熟成)
  • すべての商品
  • 山吹
  • 燗好適酒
  • 食中酒(前菜以降)
  • 醸造元:有限会社 太田酒造場
  • アルコール度数:15度
  • 容量:720ml
通常価格 ¥2,200
通常価格 セール価格 ¥2,200
セール 在庫切れ
税込

【20歳未満の飲酒は法律で禁じられています】

鳥取県固有の原生品種「強力」を自然酵母でしっかりと発酵させたお酒です。タンク貯蔵で、土壁の蔵の中でタンク熟成されています
常温だけでなく、熱燗、飛切り燗、そして燗冷ましでも楽しんでいただけます。
魚介類からスパイスを使った料理まで、様々な食事と合うお酒です。

種別 生酛
精米歩合75%
使用酵母-(酵母無添加)
原材料米、米麹
原料米強力
原料米の生産地鳥取県若桜町
杜氏中島 敬之(よしゆき)
アッサンブラージュ

 ロック
 冷やして(10℃前後)
○常温
○ぬる燗(40℃前後)
◎上燗(45℃前後)
○熱燗(50℃前後)

香味へのダメージを避けるため、紫外線(日光や蛍光灯など)の当たらず、なるべく振動の及ばない場所での保管をおすすめします。
また、空気との接地面を極力少なくするため、保管の際は「縦置き」をおすすめします。

<お求めになった状態のお酒の味を楽しみたい方>
10度以下の冷蔵庫などでの保管。
<緩やかに熟成しながら楽しみたい方>
10-15℃の温度帯での保管。例えば、ワインセラーをお持ちのかたは、ワインセラ-。ワインセラーをお持ちでない方は、冷蔵庫の野菜室など冷却の穏やかな場所。
<時間とともに変化していく様を楽しみたい方>
常温(※)での保管。お勝手(キッチン・台所)の流しの下など。

※熟と燗における常温の定義は、「外気温を越えない室温(温度帯)」

<お届け日>
ご注文から3営業日以内に出荷致します。

【720ml以下の商品】
<通常配送料(税込)>
一律(沖縄・離島以外):1,350円
沖縄・離島:3,400円

<クール便配送料(税込)>
一律(沖縄・離島以外):2,000円
沖縄・離島:4,000円

【1.8L(一升瓶)の商品】
<通常配送料(税込)>
以下の道府県以外への配送:2,200円

青森県、岩手県、秋田県、滋賀県、京都府、大坂府、兵庫県、奈良県、和歌山県:2,350円

鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県:2,450円

北海道、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県:2,750円

沖縄県:4050円

※720ml(四合瓶)の商品の発送は一回のご購入につき12本までとさせていただきます。
※1.8L(一升瓶)の商品の発送は一回にのご購入につき6本までとさせていただき、クール便での配送は致しません。
※箱付き商品の場合は箱サイズにより本数が異なります。

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試飲チームの評価

  • 石渡 英和
    (元国税局主任鑑定官)

    (冷や)
    淡い山吹色。
    上立ちやや重く、しっかりした酢酸イソアミル、イソアミルアルコールの香り。硫化のアクセント。
    旨みの巾があり、軽い乳酸が心地よい。ややかたいがドライ、シブみでしまり、キレが良い。

    (燗)
    甘やかな米の香り、蒸し米のようでほっとする。
    ふくよかで優しい甘み、味巾があり、旨みが口中に広がる。
    柔らかい余韻続く、香味が調和している。

  • 戸田 明子
    (日本酒肉研究所 ITTEKI 所長)

    (冷や)
    落ち着きのある香木のような、湿った草木、古い本をめくった時の香り。
    刺激なくスルっとやわらかく口中に流れてきて、
    ゆるやかに舌の上に旨みを広げていき スーっと消える。ドライやキレがあるお酒といっても刀のような切れ味でなく、時を重ねた物はこんな上品なキレになる。

    (燗)
    温めるととにかくやわらかくなる。これは日本酒というよりもはや出汁。
    いや、なじみが良すぎてもはや体液か。「飲む」というより「吸収される」に近い。
    香りはおちつく古民家っぽさ。アフターの少しの苦みが次の一口を欲させる押味となっている。
    身の繊細なお魚の塩焼きと合わせたい。

  • 山内 祐治
    (湯島天神下 すし初 四代目 / 第1回J.S.A. SAKE DIPLOMAコンクール優勝)

    (冷や)
    稲藁、おかき、二番出汁、炊き込みごはんを思わせる香り。
    ジューシーなしっとり感と共存する収斂味が全体を引きしめ、ドライと香ばしい複雑さでフィニッシュ。里帰りした田舎。野焼きの景色。

    (燗)
    冷やよりも解像度が上がり、くっきり明瞭な酒になります。
    最後のビター感と、枠の中にかちりとまとまってくれる収まりの良さ。
    栃尾揚げ、しっかり焼いた出汁巻き玉子にあわせたいです。「おこげのあるしゃっきり炊いた藁炊きごはん」

  • Christopher Hughes
    (WSET Sake Educator)

    (冷や)
    A modest attack with light bready, toasted oats, and fresh cheese. Delicate and refined but maturity. Quite mild with a rougher texture. Long finish displaying a hint of bitterness and sweetness.

    (燗)
    Can feel alcohol much more but sake becomes even better balanced and rounded, but very subtle flavour wise. Finish is still fairly long. Bitterness at end disappears.

蔵元紹介


有限会社 太田酒造場

醸造免許を親類から譲りうけ110年ほど経ちます。その間、杜氏の高齢化により休蔵した時期(10年間)もありましたが、 「自分たちで造った酒が飲みたい」と2002年に造りを再開しました。

しっかり発酵させたお酒は寝かせれば成長していくので、その姿を自分たちでも見てみたい、との想いで熟成させています。