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他に類を見ない高温山廃造りで醸された、深い酸味とそれを支えるまろやかさ。香りも華やかで、木戸泉だけの独自の世界観を楽しめます。

AFS オールドリザーブ アッサンブラージュ

ヴィンテージ(醸造)  
熟成年数  
  • 5000円未満
  • すべての商品
  • ノンヴィンテージ
  • 熟成年数未表示
  • 琥珀
  • 食中酒(前菜以降)
  • 食後酒
  • 醸造元:木戸泉酒造
  • アルコール度数:17度
  • 容量:360ml
通常価格 ¥4,550
通常価格 セール価格 ¥4,550
セール 在庫切れ
税込

【20歳未満の飲酒は法律で禁じられています】

木戸泉酒造では、長期間の熟成に耐えられるよう、あえて酸を基調としたお酒を造るため、「高温山廃酛一段仕込み」という手法を開発し、唯一無二と言っていいお酒を作り、熟成させています。
A F Sオールドリザーブは、1970年代の原酒をベースに、少量の若いお酒をアッサンブラージュすることで、華やかさとまろやかさを両立させました。
柑橘、特にオレンジとの相性は出色。鴨のオレンジソース、のような料理から、カカオとのマッチングを加えたオランジェット(オレンジピールのチョコレート)まで、素晴らしいマリアージュを楽しめます。

種別 アッサンブラージュ
精米歩合
使用酵母
原材料米(国産)、米こうじ(国産)、醸造アルコール
原料米
原料米の生産地
杜氏
アッサンブラージュ有(1970年代の原酒を中心に熟成期間の短い原酒をアッサンブラージュ)

○ロック
○冷やして(10℃前後)
◎常温
△ぬる燗(40℃前後)
 上燗(45℃前後)
 熱燗(50℃前後)

香味へのダメージを避けるため、紫外線(日光や蛍光灯など)の当たらず、なるべく振動の及ばない場所での保管をおすすめします。
また、空気との接地面を極力少なくするため、保管の際は「縦置き」をおすすめします。

<お求めになった状態のお酒の味を楽しみたい方>
10度以下の冷蔵庫などでの保管。
<緩やかに熟成しながら楽しみたい方>
10-15℃の温度帯での保管。例えば、ワインセラーをお持ちのかたは、ワインセラ-。ワインセラーをお持ちでない方は、冷蔵庫の野菜室など冷却の穏やかな場所。
<時間とともに変化していく様を楽しみたい方>
常温(※)での保管。お勝手(キッチン・台所)の流しの下など。

※熟と燗における常温の定義は、「外気温を越えない室温(温度帯)」

<お届け日>
ご注文から3営業日以内に出荷致します。

【720ml以下の商品】
<通常配送料(税込)>
一律(沖縄・離島以外):1,350円
沖縄・離島:3,400円

<クール便配送料(税込)>
一律(沖縄・離島以外):2,000円
沖縄・離島:4,000円

【1.8L(一升瓶)の商品】
<通常配送料(税込)>
以下の道府県以外への配送:2,200円

青森県、岩手県、秋田県、滋賀県、京都府、大坂府、兵庫県、奈良県、和歌山県:2,350円

鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県:2,450円

北海道、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県:2,750円

沖縄県:4050円

※720ml(四合瓶)の商品の発送は一回のご購入につき12本までとさせていただきます。
※1.8L(一升瓶)の商品の発送は一回にのご購入につき6本までとさせていただき、クール便での配送は致しません。
※箱付き商品の場合は箱サイズにより本数が異なります。

詳細を表示する

試飲チームの評価

  • 上野 伸弘
    (熟と燗 バーマスター / 刻SAKE協会 常任理事)

    古酒なのにも関わらず華やかな香り。香りにも綺麗という言葉を添えたくなる。
    食の味わいをより高められるであろう独特の酸味があり、あらゆる食べ物と試してみたくなる好奇心を掻き立てる。
    オランジェットチョコレートとの相性も抜群で、デザートにも楽しめる。

  • 石渡 英和
    (元国税局主任鑑定官)

    濃厚。深い茶色。上立ちに軽い酢酸の香り。カラメル感
    含むと鋭い酸のアタック。味わいは穀物感、米糠の香り。
    微生物的で複雑。香みはあるが、肉料理にも負けない強い押し味。
    これは、日本酒ではなく、木戸泉という唯一無二のジャンル

  • 戸田 明子
    (日本酒肉研究所 ITTEKI 所長)

    しっかりとした色づきで、熟成の濃い赤酢やシェリーを思わせる風格。
    途中で米と麹とともにふくらむ果実感がありつつも醤油、シェリー、赤酢の風合いはそのままの地合いを保つ。
    江戸前の仕事に相性を見出せる。料理を考案できそうな、想像力、訴求力が込められたお酒。

  • 山内 祐治
    (湯島天神下 すし初 四代目 / 第1回J.S.A. SAKE DIPLOMAコンクール優勝)

    香りがとても独特で一瞬「ん?」となる。香りが芳醇なので口から鼻に抜ける香りが強く、良いウィスキーのように樽やバニラやレーズンの香りもありながらそこにセメダインが少しだけ見え隠れするという複雑さ。
    みたらし団子も感じるけどフローラル要素もあったり。杏っぽさがあったり。
    味わいは酸味がリード。甘くないので食中にも。
    口中をさっぱりさせてくれるので油淋鶏や排骨などに合わせてみたい。

蔵元紹介


木戸泉酒造

木戸泉では、天然の生の乳酸菌を用いて高温で酒母を仕込む高温山廃酛で、麹菌・乳酸菌・酵母菌の3つの菌がのびのび発酵する酒母造り手法を50年以上変わらず守り続けています。

天然の乳酸の可能性を追求し続け、健康や安全・個性をテーマに掲げて挑む『旨き良き酒づくり』。
揺らぐことのない木戸泉の蔵ビジョンのもと、邁進しています。

明治12年の創業から時を経て、現在の木戸泉を特徴づける大きな転換期を迎えたのは昭和31年。3代目蔵元の決断により、醸造法を「高温山廃酛」仕込みへと切り替えました。
当時は大量生産が必須の高度成長期。調味液で量を増す三増酒が大衆のニーズを賄っていた時代に、防腐剤として使用されていたサリチル酸の危険性にいち早く気づき、防腐剤に頼らずとも長期間貯蔵できる酒造りに取り組んだのです。「添加物や農薬、化学肥料を一切使用しない日本酒を造りたい」という三代目蔵元の強い想いから、昭和42年には、添加物はもちろん、原料となる米も農薬や化学肥料を一切使わない、自然農法米を100%使用した、自然醸造酒(現在の銘柄名「木戸泉 自然舞」)の製造も始めました。

「長期間保存してもヘタらない酒造り」へ駆り立てたもうひとつのきっかけが、日本酒のオールド化へのチャレンジ、つまり古酒づくりです。高温山廃酛への切り替えから約10年、失敗を重ねながらも昭和40年に長期熟成酒の製造に成功。日本酒も古酒として熟成を重ねることができるようになりました。
昭和の時代、製造後一年を過ぎると等級も価格も落ちてしまう日本酒において、古酒造りを念頭に醸造法の研究に賭けた木戸泉の覚悟、そして先駆者としての自負ーーー蔵には、5年10年、一番古いもので40年を超す古酒が今も熟成を重ねています。