シェリー樽で長期熟成した食後酒。素晴らしい香りと心地よい甘味に加え、日本酒ならではの旨味を楽しめる熟と燗オリジナルの逸品です。
古韻 シェリー樽熟成(熟と燗オリジナル)
ヴィンテージ(醸造) | - |
熟成年数 | 10年以上 |
- 10000円~50000円未満
- 10年以上(熟成)
- 2010年代以降
- すべての商品
- 山吹
- 熟と燗オリジナル
- 食後酒
- 醸造元:小山本家酒造 灘浜福鶴蔵
- アルコール度数:25度
- 容量:720ml
【20歳未満の飲酒は法律で禁じられています】
約17年シェリー樽で熟成した原酒を、蔵元のご協力で当社が厳選し、熟と燗だけの別誂として瓶詰めしました。
シェリー樽由来の素晴らしい甘い香りと心地よい甘味に加えて、日本酒ならではの旨みが溶け込んでいて、食後酒、デザートのお供に最適です。
通常の日本酒よりも若干アルコール度が高く(25度)、酒税法上はリキュール扱いのお酒ですが、通常40度を超えるウィスキーやブランデーと比べると飲みやすく、強いお酒が苦手な方でもロックやストレートでお楽しみいただけます。
- おすすめの飲み方
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- 保管方法
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- お届け日・配送料について
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試飲チームの評価
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上野 伸弘
(熟と燗 バーマスター / 刻SAKE協会 常任理事)ピート、ロースト、ウッディ、バニラ、複雑だが本当に心地よい甘めの香り。
軽めのウヰスキーやシェリー酒に近いお酒だが、そこにしっかりとした米の旨味を備えている。日本酒ベースでこのレベルのリカーは、類を見ず、世界観が広がる。
一度は試していただきたい。
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石渡 英和
(元国税局主任鑑定官)上立ちシェリーのニュアンス、熟れた果実感豊か。日本酒でここまで樽香を主張する酒は他にない。
フルーティーな余韻は極めて長く豊か。これを日本酒と呼んでいいのか。議論は尽きないだろう。
オーセンティックバーに日本酒が並ぶとしたら、こういう酒なのだろう。
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戸田 明子
(日本酒肉研究所 ITTEKI 所長)どのジャンルにも評価をもらえる稀有な液体。柔らかく、フラワリーで、かつ深くやさしい。
シェリー樽のはなやかさ、ふくらみとアルコールの厚みもたまらない
このジャンルをつくれる液体で「日本酒×琥珀色」の可能性が広がる。樽違い、鏡板違いも楽しめそう。
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山内 祐治
(湯島天神下 すし初 四代目 / 第1回J.S.A. SAKE DIPLOMAコンクール優勝)シェリー樽の深い香り、森、バニラ、ミルクキャラメル。
ウィスキーと同レベルの芳醇な香りがあるのに、アルコール度数がそこまで高くないため、口中への刺激が少なく、こっくりとした甘味とベタっとさせない酸味が純粋に美味しい。「ふぅ~」っと深く息を吐き、リラックスできるお酒。
これは日本酒?と思う。でもこれはこれとして新しいジャンル。私の一押し。
蔵元紹介
小山本家酒造 灘浜福鶴蔵
現在の「灘浜福鶴蔵」は明治初期(1900年頃)からこの地で酒造りを営んでおり、当時は「大世界」という銘柄でその名を馳しておりました。しかしその後昭和の大戦時には国の企業整備により、一旦菊正宗酒造との合併を余儀なくされました。終戦後の昭和25年(1950年)には「福鶴」を名乗り酒造業を再開。平成7年(1995年)の神戸淡路大震災にて蔵が全壊。約1年後の平成8年に蔵を再建して「浜福鶴」に改名。現在に至ります。伝統ある灘酒の真髄を追求し、決して大量生産せず、一年を通じて新鮮なお酒を提供することができる四季醸造蔵です。
世界中で愛されている多くのお酒は、ワインやウィスキーのように木製の樽で熟成させることにより「オリジナリティー溢れる個性豊かな味わい」を表現しています。
日本の豊かな自然が育んだ醸造酒を、洋酒の樽で長期間熟成させたら「いったいどんな個性を持つお酒ができるのだろう?」価値観が多様化する中で、やがて「日本酒を長期熟成させる時代が訪れる。」私たちが培ってきた技術の枠を集め、「日本を代表するJapanese Speciality Hard Liqueurを作りたい。」
そして2003年、未知の挑戦が始まりました。 それから幾度もの季節が過ぎ、技術者の研鑽と熟成を重ねた原酒は、驚くほど「重厚な味わいの美酒」へと変化していきました。