商品画像
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江戸時代の製法で醸した濃厚な甘さとそれを支える酸味、そしてアミノ酸たっぷりの旨みが特徴のTime Machine。そのお酒を更に熟成して透明感を醸し出したお酒です。

玉川 自然仕込 Time Machine Vintage 2018

ヴィンテージ(醸造) 2018BY
熟成年数 6年
  • 2010年代以降
  • 5000円未満
  • 5年以上~10年未満(熟成)
  • すべての商品
  • 琥珀
  • 食後酒
  • 醸造元:木下酒造
  • アルコール度数:11度以上12度未満
  • 容量:360ml
通常価格 ¥2,000
通常価格 セール価格 ¥2,000
セール 在庫切れ
税込

【20歳未満の飲酒は法律で禁じられています】

江戸時代の製法で造るTime Machine Vintageは濃厚な甘さを持ち、近代的な吟醸タイプの酒と比べると、酸・アミノ酸は数倍のお酒です。
新酒の段階ですでに色が濃く、一般的な日本酒なら5年から10年ものの古酒を思わせる淡い琥珀色をしています。「ヴィンテージ」バージョンは時間軸とともに、色、香り、味すべての要素が凝縮されつつ、透明感を増します。新酒のときには、どこかみたらし団子を思わせる香りも時間とともに変化し、日本酒の味・香りの喩えとしてはなかなか出てこないドライフルーツ、醤油、チョコレート、コーヒーといった要素が加わり、複雑な香りの競演を楽しんでいただけます。

現代の酒造りではありえない豊富な成分(有機酸とアミノ酸)の力で、通常の酒なら5年から10年かかる色合いを、搾った初日から持つTime Machine。
Time Machine Vintageはそれを3年以上常温熟成させることで、色・味・香りの変化の速度とポテンシャルが見事に表現されています。

アイスクリーム(バニラ・抹茶)、ビターチョコレートとよく合います。


種別純米酒
精米歩合88%
使用酵母酵母無添加
原材料米、米こうじ
原料米北錦
原料米の生産地兵庫県 (但馬)
杜氏フィリップ・ハーパー
アッサンブラージュ

ロック
○冷やして(10℃前後)
◎常温
○ぬる燗(40℃前後)
○上燗(45℃前後)
◎熱燗(50℃前後)
◎飛び切り燗(55℃以上)

香味へのダメージを避けるため、紫外線(日光や蛍光灯など)の当たらず、なるべく振動の及ばない場所での保管をおすすめします。
また、空気との接地面を極力少なくするため、保管の際は「縦置き」をおすすめします。

<お求めになった状態のお酒の味を楽しみたい方>
10度以下の冷蔵庫などでの保管。
<緩やかに熟成しながら楽しみたい方>
10-15℃の温度帯での保管。例えば、ワインセラーをお持ちのかたは、ワインセラ-。ワインセラーをお持ちでない方は、冷蔵庫の野菜室など冷却の穏やかな場所。
<時間とともに変化していく様を楽しみたい方>
常温(※)での保管。お勝手(キッチン・台所)の流しの下など。

※熟と燗における常温の定義は、「外気温を越えない室温(温度帯)」

<お届け日>
ご注文から3営業日以内に出荷致します。

【720ml以下の商品】
<通常配送料(税込)>
一律(沖縄・離島以外):1,350円
沖縄・離島:3,400円

<クール便配送料(税込)>
一律(沖縄・離島以外):2,000円
沖縄・離島:4,000円

【1.8L(一升瓶)の商品】
<通常配送料(税込)>
以下の道府県以外への配送:2,200円

青森県、岩手県、秋田県、滋賀県、京都府、大坂府、兵庫県、奈良県、和歌山県:2,350円

鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県:2,450円

北海道、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県:2,750円

沖縄県:4050円

※720ml(四合瓶)の商品の発送は一回のご購入につき12本までとさせていただきます。
※1.8L(一升瓶)の商品の発送は一回にのご購入につき6本までとさせていただき、クール便での配送は致しません。
※箱付き商品の場合は箱サイズにより本数が異なります。

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試飲チームの評価

  • 石渡 英和
    (元国税局主任鑑定官)

    (冷や)

    どっしりとした熟成香。ブルーチーズの香り、焦げた香り。
    舌ざわりなめらか、さらりと流れる。キャラメルのような甘さが大変素晴らしい。
    酸で味がしまり、切れ味も良い。

    (燗)

    焦げ感、甘い栗香。
    ふくらみのある甘さ、シャープな酸味。
    あとから口中に旨み広がる。香味バラエティ豊富。
    一番良いところは、栗香と香味のバラエティ。

  • 戸田 明子
    (日本酒肉研究所 ITTEKI 所長)

    (冷や)

    焼き芋にラム酒をたらしたような香り。口に含んでも変わらず焼き芋感あり、ラム、バニラの香りも。きちんと取ったコンソメのような綺麗な香りも。
    これはバニラアイスクリームにかけたり、焼き菓子と合わせたらおいしいと思う。
    料理ならグラタンかな。

    (燗)

    香りはやはり焼き芋そのもの。高めの温度で燗すると、何故か味わいがクリアーになってしまう。もちろん美味しいのだが、やや深みに欠けるので、温度が体温近くまで下がってきたくらいが旨みをとらえられて良い。

  • 山内 祐治
    (湯島天神下 すし初 四代目 / 第1回J.S.A. SAKE DIPLOMAコンクール優勝)

    (冷や)

    しょう油、ソース、ビーフシチューの様な、香りに深い複雑さがあり、すぐに口に入れたくなる。味わいはコンソメスープの様で、ブロスの様な厚みの存在感。
    噛んで飲みたくなるくらいの深さと満足感がある。

    (燗)

    燗をつけると芋感と柔らかな甘さが出てくる。麹由来の甘やかさと膨らみに、時間経過が加わることで更に練り込んだような味わいに。
    芋蜜をなめているようなテクスチャーと甘さは他では体験できない。

蔵元紹介


木下酒造

天保13年(1842年)に京丹後市久美浜の地で創業して以来、約180年にわたり銘柄『 玉川 』の酒造りを継承してきました。外国人として初めて杜氏の資格を取得したイギリス人のフィリップ・ハーパーを平成19年に醸造最高責任者である杜氏として迎え入れたことを契機として、現在は日本全国のみならず海外の日本酒愛飲家にまで知っていただける銘柄となりました。

玉川は「旨味」を主軸とする“毎晩飲んでも飲み飽きない”“食事と一緒に楽しめる”飲みごたえのある酒質を特徴とし、特に蔵に住み着く蔵付き酵母で醸す『自然仕込』は他の酒蔵には真似ができない個性的な味わいを創り出します。
現在は、玉川の丈夫で長持ちする酒質を最大限に活かすことができる「日本酒の熟成酒」をメインテーマと考え、「しぼりたて」として酒が生まれた瞬間から熟成酒に変化していく神秘的なプロセスを大切にし、五感と時間軸でお客様に深い感動を経験していただけるよう日々酒造りに励んでおります。

玉川商品の多くには共通の隠し味があります。それは「時間」です。熟成によって磨き上げられる、いわば時間軸の中で成長する酒が玉川です。私達は新酒を”出発点”と考えており、生まれたての味わいもまた魅力的ですので「しぼりたて」を毎年秋から翌春にかけて出荷しておりますが、お客様に時間軸での変化を味わていただくために商品の多くは蔵内で寝かせてから熟成酒として提供させていただいております。
熟成酒は酒質と保存環境によって、香り・味・色の幅広いバリエーションと個性が生まれ、新酒にはない味わいの深さがあります。日本酒が持つ無数の”美味しい”を多彩に表現し、皆様に楽しんでいただきたいというのが木下酒造の願いです。