

旨みの余韻がもたらす幸福感
喜楽長 1997年醸造 氷温瓶囲い 50% 大吟醸
ヴィンテージ(醸造) | 1997 |
熟成年数 | 28 |
- 10000円~50000円未満
- 10年以上(熟成)
- 1990年代
- すべての商品
- 薄黄、薄緑
- 食中酒(前菜以降)
- 食前酒(食前~前菜)
- 醸造元:喜多酒造
- アルコール度数:17%
- 容量:500ml
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【20歳未満の飲酒は法律で禁じられています】
能登流の名杜氏と謳われた天保正一氏の醸したお酒。
現代の吟醸の特徴である軽やか華やか甘やかなタイプとは異なり、往時を思わせる芯のしっかりとした旨味のある吟醸酒です。
さすが名杜氏と言えるバランスの取り方で、発酵をしっかりとして芯のあるお酒であるからこそ時を経てもへたることなく成り立つ熟成した旨味を味わえます。
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試飲チームの評価
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上野 伸弘
(熟と燗 バーマスター / 刻SAKE協会 常任理事)香りはきのこやエナメルやメントール。木の実の渋皮。
口に運ぶと舌先から舌の奥へと旨味がばあっと広がっていく。
口中が幸福感を感じるくらい旨味で覆い尽くされる感覚がある。
そのわりにキレはよく喉の滑りはとてもよい。咽頭部で余韻を感じるのではなく、舌のセンターに旨味を感じるので口の中に旨味がとどまっている感覚がある。
一般的な日本酒の酸味や渋みとはことなり、旨味だけが上手に舌のセンターに残る。口中を幸せにするお酒。
温度があがるほど旨味を多く感じられる。冷えているときは食事と一緒にしてもよいが、温度が高いときはこのお酒単体で楽しめるポテンシャルのあるお酒。
冷やや常温だと旨味のインパクトがしっかりと感じられ、ゆる燗だとインパクトの強さが和らぎ、やさしく口中の中で旨味広がり、ゆるゆると長く楽しめる。
淡白なたらちりや湯豆腐などを口にしながらゆるゆると長くお燗で飲み続けたい。
蔵元紹介


喜多酒造
近畿の米倉といわれるほど実り豊かな近江米の収穫できる近江の国の湖東平野の八日市で、文政3年(1820年)からお酒造りをされています。『喜楽長』という銘柄は、お客様に喜び、楽しく、酒を飲みながら、長生きをしていただけるようにと、念じつつ名づけられたそうです。